日本決勝T進出!! 本田が!!遠藤が!!岡崎が!! デンマーク戦3-1の大勝!!〔W杯〕
得点力不足と呼ばれる時代は終わった!!
24日(日本時間25日未明)に行われたW杯1次リーグE組最終節、日本対デンマーク戦は、本田、遠藤、岡崎の三人がゴールを決め、デンマークを3-1に降す大勝利を収めた。
この結果、勝ち点を6に伸ばした日本は、海外大会で初の決勝トーナメント進出を決めた。

「我々は点を取らないといけない。勝つためにスタートする」
引き分け以上で決勝T進出が決まるという状況の中、岡田監督はこのように話して試合に臨んだ。
"点を取りに行く"と団結したチームは、攻守に優れたチームプレーを発揮し、過去の評価を覆して見せた。

序盤でボールを支配していたのはデンマーク。
前の2試合に比べてやや高い位置からプレスをかける日本に対し、FWトマソンの流動的な動きで左サイドを崩しにかかる。
最終ライン裏への縦パスに危険な場面もあったが、日本はこの劣勢の時間帯をしのぐと、MF松井、長谷部のシュートで徐々にペースを掴む。
そして前半17分、試合が動く決定機が訪れる。
相手ゴール右、遠目の位置でFKを獲得すると、キッカーはFW本田。
左足からの放ったブレ球は、GKソーレンセンの指先を抜けてゴールに突き刺さった。
日本は貴重な先制点を挙げて一気に勢いに乗る。
先制から13分後、ゴール正面さらに近い位置で再びFKを獲得すると、本田とMF遠藤が並ぶ。
本田に気を取られすぎたか、意表を突いて遠藤が右足を振り抜くと、ボールは壁をきれいに越え、ゴール右下に沈んだ。
デンマークは早くもロングボールを入れてFWベントナーを主としたパワープレーでゴールを狙うが、日本の守備陣が体を張って跳ね返し、2点のリードを守ったまま前半を終了。

後半に入るともう一人の長身FWラルセンを投入したデンマーク。
激しいパワープレーに日本は後半36分、PKを与えてしまう。
FWトマソンのシュートを川島がいったんは弾いたものの、こぼれ球をトマソンが詰めて1点差に。
しかし日本は前へ出ざるを得ないデンマークの裏を巧みに突き、終了間際の後半42分。
スローインから細かくつないで本田が1人でエリア内をかわすと、ゴール前へパス。
これを途中出場の岡崎が押し込んで、試合を決定付けた。
その後も、DF中澤、闘莉王のセンターバックコンビが最後まで相手のロングボールを跳ね返し、日本は3-1の勝利。
得点力不足との評価を覆し、2002年大会以来となる念願の決勝T進出を成し遂げた。

「素晴らしい選手たちを、誇りに思う」
試合後の記者会見で、指揮官はこう語った。
勝利の要因について聞かれると
「うちは個々で戦うのではなく、チームとして戦うので、27名、スタッフが一丸となって、サッカーがチームスポーツであることを証明しようとやっている」
と今大会で成長したチームの団結力を理由として挙げた。
目標のベスト4については
「まだ雲の彼方ですが、これから一つずつクリアしたい」
と、予選突破の喜びにおぼれることなく慎重に挑む姿勢を見せた。

E組2位で1次リーグを突破した日本代表は、29日の決勝トーナメント1回戦でパラグアイと対戦する。
W杯本戦を迎えて怒涛の快進撃を見せる日本代表。
更なる強豪国たちを前にしても、今の日本代表なら本当に"ベスト4入り"を果たせるのではないか。
今大会の彼らの試合を観ていると、自然と期待に胸が高鳴る。
(2010年6月25日)
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