マー君復活登板9勝目! 「迷惑かけて、すみませんでした!」
8月1日に行われた楽天体オリックス戦は、右大腿二頭筋挫傷で戦線離脱していた楽天・田中将大投手が復活登板。
7回途中2失点で降板したが、6月6日以来となる9勝目で復帰戦を飾った。

「けがしてチームやファンのみなさんに迷惑をかけて、すいませんでした!」(サンケイスポーツより)

本拠地のスタンドから湧き上がるファンの声援に、笑顔で答える。
6月29日のオリックス戦以来の復活マウンド。1ヶ月のブランクを、勝利への強い思いでかき消した。

一回1死三塁から、3番後藤への4球目が151キロをマーク。
圧倒的だったのは二回だ。
無死満塁のピンチを背負い、前半戦では「うまく(球が)抜けない」と悩んでいたフォークで山崎浩を二飛、鈴木、坂口を連続三振に仕留める。
六回2死一塁、カウント2-2。チームが7本塁打を浴びていた天敵、T-岡田をフォークで仕留めると、マウンドで雄たけびを上げた。

3-0の七回無死一塁からバルディリスに左翼フェンス直撃の二塁打を浴びたところで降板。6回0/3で7安打2失点、6奪三振。

「七回に代えられたのは僕の力不足。次は一つでも多くのアウトを取りたい」(同)

まだ投げられる、と言いたげな表情を見せつつも、不満を次の奮起につなげると誓う。

7月4日の練習中に右太もも裏を肉離れし、出場選手登録を抹消された。
リハビリの毎日に、焦りや、もどかしさが頭の中を駆け巡る。

「家に帰ってからテレビでチームの試合を見てました。応援してたけどつまらない。その場にいられないのは」(同)

痛みがなくなった7月下旬にブルペン投球を再開。
これまで3度の投球練習は、再発を憂慮して1度目は20球、2度目は30球、30日の最終調整は43球と球数を抑えた。
肩のスタミナに不安が残ったが、94球の熱投。
圧倒的な存在感をみせたブラウン監督は、「彼の情熱がチームにいい影響を与えてくれた」とその闘志を称えた。

2年連続のCS出場が可能になる3位までには、まだ8ゲーム差。

それでも、「投手陣が頑張って試合を作れば勝っていけます」と話すエースの姿は頼もしい。
(2010年8月2日)
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