阪神､ブレーブス･川上獲得か!? 藤川のメジャー流出に備えたリスク対策!?

セ･リーグ首位を走る阪神の強さを支えているのが､スタメンに打率3割を超える打者が6人も並ぶ超強力打線｡

しかし､絶対的守護神･藤川球児の存在も忘れてはいけないだろう｡

藤川は今シーズンここまで､3勝2敗24セーブ｡
先日の大事な首位攻防戦では自ら志願して2イニング投げるなど､まさに大車輪の活躍を見せている｡

ここ数年､阪神の投手陣を引っ張ってた藤川だが､何年も前からメジャーリーグ挑戦の夢を燃やし続けてきたことは周知の事実｡
それだけに､チームがオフに向けて本気になってきたのが｢ポスト球児｣探しだ｡

阪神は今シーズン､マリナーズを退団した城島を獲得し成功した経験から､メジャー出戻り選手を狙うと見られている｡

その中で早くから名前が上がっていたのが､オリオールズ･上原浩治投手､ブレーブス･川上憲伸投手､ドジャース･黒田博樹投手だ｡

MLB関係者によると､
｢上原は夏場に入ってクローザーとして活躍し評価が上がっている｡黒田は『日本に復帰する時は広島に戻る』と約束した上でメジャー挑戦した経緯がある｡阪神にとって現実的な狙い所となるのは川上ではないか｣(夕刊フジより)
と分析｡

川上は今シーズン､1勝10敗､防御率5.11と不安定な投球が続いており､首脳陣の期待に応えることができていない｡
しかし､日本通算112勝の経験は大きな武器になると阪神は評価しているようだ｡

川上の獲得に動くとなれば､藤川のメジャー移籍が現実味を増してくる｡
今オフは両者の動向から目が離せない｡

(2010年9月11日)

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