新人王は長野じゃダメ!? 成績抜群もセ･リーグ関係者がイヤがる本音が明らかに!?

リーグ4連覇が危うくなってきた巨人｡
しかし､新人王は今年も巨人から選ばれることで間違いなさそうだ｡

一昨年の山口鉄也投手､昨年の松本哲也外野手に続き､今年は長野久義外野手が新人王レースを独走｡

17日現在長野は､打率.286､18本塁打､12盗塁という好成績を残している｡

しかし､長野が新人王を獲得することで､セ･リーグのレベルの低さを露呈してしまうともっぱらのウワサだ｡
それはなぜなのか?

かつて､パ･リーグのエースだったある球界OBは､
｢長野にセ･リーグの投手が打たれるのは､明白な理由がある｡内角が弱いからあれだけホームベースから離れて立っているのに､届かないと思っているのか､長野の得意の外角ばかり投げている｡あれでは打たれる｡弱点の内角へ厳しい攻めを徹底すれば､簡単に打ち取れるのにね｡セ･リーグの投手のレベルが低いから､わかっていても投げられないのなら仕方ないけど｣(リアルライブより)
と語る｡

確かに､ダルビッシュや涌井､田中など日本球界を代表する投手はパ･リーグに集結している｡

昔から人気のセ､実力のパと言われているように､今年の交流戦1位から6位を独占したのはパ･リーグ｡
しかも､その交流戦で長野は全く打てなかったのだ｡

巨人愛を貫き､日本ハム､ロッテとドラフトで2度指名されながら､入団拒否をした長野｡

前述の球界OBは､
｢パとセの実力格差まで知っていて、長野は巨人入りにこだわったわけではないだろうが､長野自身からすれば､日本ハム､ロッテとパの球団への入団を断ったのは､大正解になる｡強運と言えるだろう｡ただし2年目のジンクスという言葉があるように､来年になれば､いくらなんでもセ5球団の投手も､もっと警戒して厳しい攻めをしてくる｣(同)
と予想する｡

巨人のし烈な外野手争いを制し､スタメンを勝ち取った長野だったが､真価が問われるのは来シーズンとなりそうだ｡

(2010年9月19日)

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