メジャーが公式に選手をランク付け!! 気になるに日本人選手の評価は!?

多くの日本人メジャーリーガーが苦戦を強いられた今季｡
アメリカでは日本人選手はどのように評価されたのか｡

大リーグ公認の記録専門会社『エライアス･スポーツ･ビューロー』が100点満点で選手の採点したランクを発表した｡

ランクの基準は得点の上位20％以内をA､21～40％までをBとするもので､B以下の選手はランク外となる｡
この格付けは実際にFA選手獲得の際に用いられる公式の指標となっていおり､Aランクの選手を獲得した球団は､選手が所属していた球団にドラフト1巡目の指名権を渡すといったメジャー独自のルールに適用される｡

日本人で最高得点をだったのが､今季前人未到の10年連続200本安打を達成したマリナーズ･イチローで､80点のAランクという評価｡
後半巻き返しを見せたものの､前半の不調が響いたのか､エンゼルス･松井秀喜は73.33点でBランクとなった｡

投手ではブレーブス･斎藤隆が69.74点で､日本人投手唯一のAランクを獲得｡
過去5年間で292試合に登板し､17勝13敗84セーブ､防御率2.19という安定した成績が高評価されたようだ｡

そのほかの日本人投手は､日本復帰が濃厚と見られるドジャース･黒田博樹が68.15点でBランク｡
終盤は抑えとして安定した活躍を見せたオリオールズ･上原浩治も67.73点で同じくBランク｡

意外だったのが､先発､リリーフと大車輪の活躍を見せ1年目から10勝をマークしたメッツ･高橋尚成｡
58.65点と低い評価でBランクとなった｡

楽天･岩隈をはじめ､日本から多くの有力選手がメジャーに挑戦するとみられる来季｡
本場･アメリカでAランクを獲得する日本人選手は何人になるだろうか｡

(2010年10月16日)

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