巨人ドラ1･沢村拓一が後輩に禁欲のススメ!? 大学時代は｢人より遊んでない｣

巨人からドラフト1位指名を受けた沢村拓一投手(中大)が2日､母校の佐野日大高校を訪れ､学校関係者らに入団を報告した｡

高校時代は3番手の控え投手だった沢村｡
しかし､大学へ進むと才能が開花し､メジャー球団からも誘いを受けるなど､豊作といわれた今年のドラフトの中でもその潜在能力は高く評価されている｡

そんな先輩のサクセスストーリーを聞こうと現役野球部員の後輩達が真剣に耳を傾ける中､沢村は､
｢自分で言うのも格好悪いけど､大学時代は人より遊んでいない｡目標のためには､何かを犠牲にして取り組む姿勢が大事｣(スポーツ報知より)
と努力することの大切さを説き､大学時代は毎晩1000回を超えるシャドーピッチングも欠かさなかったことを明かした｡

しかし､練習で努力するのは当たり前｡
沢村が本当に伝えたかったのは､自らに課している"禁欲3か条"だ｡

まず､食生活｡
若いうちは無性に食べたくなるファストフードや炭酸飲料を､
｢体づくりに何の役にも立たない｣
と口にしない｡

次に､肉体面｡
若いうちは無性にやりたくなるダーツとボウリングは過去に痛めたことのある肩関節への影響を考え行わない｡

最後は､精神面｡
若くなくても行きたくなる合コンへは自身の注目度の高さから参加しない｡

こうして全てを野球に注いだ結果が､184センチ､93.5キロという完璧な肉体とピンチでも動じないマウンド度胸に繋がっている｡
もちろん､この3か条は､
｢プロに入ってからも同じ｡もっと頑張らないといけない｣(同)
と今後も継続していく予定だ｡

誘惑が増えるプロの世界でも禁欲を守ることができれば､沢村の活躍は間違いないだろう｡

(2010年12月3日)

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