香川真司､骨折発覚で決勝は絶望的!! オーストラリア戦はシステム変更か!?

アジア杯準決勝･韓国との激闘から一夜明けた26日､日本サッカー協会はMF香川真司が右足甲を骨折したと発表｡
全治は明かされなかったが､一般的には全治に数ヶ月ほどかかる重傷で､29日の決勝･オーストラリア戦出場は絶望的となった｡

香川は今大会ここまで左MFとして5試合全てに先発し､2ゴール｡
後半42分に退いた韓国戦後は､
｢後半に足が止まってしまった｡こういう舞台で結果や存在感を出す選手にならないと｡まだ決勝で1つチャンスが残っているから､修正したい｣(同)
と決勝への意欲を語り､足を引きずるような様子もなかったが､精密検査の結果は最悪のものだった｡

この緊急事態に､代役を務めることになりそうなのがMF藤本淳吾｡
今大会はヨルダン戦の終盤にわずかに出場したのみだが､中への切り込みと正確なキックには定評があり､昨季はJ1清水エスパルスで13ゴールと決定力も兼ね備えている｡

MF本田圭佑が欠場したサウジアラビア戦前の練習では右MFとしてテストされており､本田のトップ下を不動と考えた場合､3試合連続右MFで先発しているMF岡崎慎司を左に回す可能性がありそうだ｡
また､藤本はクラブで3トップの右FWを務めていることから､これまでの4-5-1から4-3-3へのシステム変更も考えられる｡

大会のテーマに"成長"を掲げ､試合を重ねるごとにたくましさを増している日本代表｡
2大会ぶり4度目の優勝に向け香川の離脱は大きな痛手だが､今こそ成長を見せるときだ｡

(2011年1月27日)

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