オリックス期待の新戦力､パク･チャンホ&イ･スンヨプが早くもビジネス面で大貢献!?

オリックスの新外国人選手､パク･チャンホ投手とイ･スンヨプ内野手が30日､大阪市内で入団会見を行った｡
韓国で抜群の人気と知名度を誇る2人の入団会見とあって､会場には韓国メディアを含む約100人の報道陣が集結｡
球団側は戦力としてだけでなく､ビジネス面でも二人に大きく期待を寄せている｡

まばゆいフラッシュの中､パク･チャンホは､
｢昔から日本の野球に興味があり､WBCで活躍する日本代表の姿を見て､興味が深まった｡日本で直接プレーすることは冒険でもあり､チャンス｡心がときめいている｣(ニッカンスポーツより)
とコメント｡
メジャーではアジア人最多となる124勝を挙げるなど抜群の実績を残しており､先発ローテの一角として岡田監督からの期待も大きい｡

一方､母国の偉大な先輩との共演に3歳下のイ･スンヨプは､
｢素晴らしい朴選手と一緒に走れることは､夢のような話｣(デイリースポーツより)
と満面の笑み｡
巨人ではここ数年､思うような結果を残すことができなかったが､
｢30本塁打､100打点を目標にしたい｣(同)
と新天地での完全復活を誓った｡

この日の入団会見は日本向けのものだったにも関わらず､5社11人の韓国メディアが参加｡
改めて2人の人気を目の当たりにした球団側は､韓国でのファン獲得に本腰を入れている｡

2人の入団決定後アクセスが急増したという球団ホームページでは､球界初の試みとして韓国語自動翻訳サービスを実施｡
また､広告スポンサーには韓国最大のインターネットゲームポータルサイト『ハンゲーム』などを運営するNHK社と1年1億円の大型契約を結んだ｡

さらに､今季の主催72試合については韓国の放送局SBS社での放送が決定｡
こちらも､1年1億円の契約だ｡

2人の人気についてオリックス･西名球団社長は､
｢(韓国では)王(貞治)さん､長嶋(茂雄)さん､それくらいの人気がある｣(サンケイスポーツより)
とコメント｡
今後も積極的に韓国でのファン獲得に動いていくという｡

果たして2人は､人気面だけでなく､戦力としても"ON"級の働きをすることはできるだろうか｡

(2011年1月31日)

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