今オフ､巨人がロッテ･渡辺俊介の獲得に動いていた!? 知られざる裏事情が発覚!?

過去3度の2ケタ勝利をマークし､長年に渡り先発投手として活躍しているロッテ･渡辺俊介投手｡
世界一低いと評される美しいアンダースローは､多くのファンを魅了している｡

そんな渡辺が今オフ､巨人へ移籍する可能性があったという｡
表向きには一切報じられていないが､裏ではどのような動きがあったのだろうか｡

放送局関係者は､
｢昨季､国内FA権を取得した渡辺俊を巨人が狙っていたんです｡巨人は昨年､投手陣が崩壊｡特に総崩れだった先発陣の立て直しが急務となり､渡辺会長から『投手を補強しないと同じことになる｡どこかにいないか?いたら連れてこい｡いくらでも出すから』と大号令がかかった｡そこで目をつけていたのが渡辺俊で､一昨年のWBCで同じ日本代表のユニホームを着た原監督も熱望していたという話です｣(日刊ゲンダイより)
とコメント｡
なんと､巨人は渡辺会長の大号令の下､総力を挙げて渡辺の獲得に乗り出そうとしていたというのだ｡

確かに､昨季の巨人は先発投手陣が大乱調｡
東野と内海はかろうじて2ケタ勝利をマークしたものの､一昨年15勝のゴンザレスは5勝､同13勝のグライシンガーに至っては勝ち星なしに終わった｡
そう考えると､実績のある渡辺は喉から手が出るほど欲しい存在だったことだろう｡

また同誌では､ある中堅選手の､
｢松本の背番号が(オフに)突然､31番から32番に変わったでしょ｡あれは､31番に愛着のある渡辺俊のためですよ｡本人もFA移籍に前向きって話｡じゃなきゃ､松本の背番号をたった1年で変える必要はない｡表向きは､31番になってケガが多くなったという松本本人の希望というけど､どうですかね｣(同)
という証言を掲載｡
どうやら､渡辺獲得はナインの間でも知られた話だったようだ｡

結局､将来のコーチ就任も匂わせたロッテ側の必死の引き留めで残留を決意したという渡辺｡
今オフは日本ハム･斎藤佑樹らルーキーに大きな注目が集まっていたが､水面下ではこうした移籍話が多数存在していたかもしれない｡

(2011年3月27日)

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