横浜が2年ぶりの4連勝で最下位脱出! 2年目の真下貴之がプロ初勝利!

【巨人 1-8 横浜上毛敷島】
横浜は10日､投打ががっちりとかみ合い巨人に快勝｡
2年ぶりの4連勝で､最下位を脱出した｡

前カードで阪神に3連勝し､勢いに乗る横浜｡
この日も先制されながら､3回に村田､ハーパーの連続適時打で逆転｡
6回には細山田､藤田の適時打と押し出し四球で4得点と効果的に得点を重ねた｡

投げては高卒2年目の左腕･真下貴之投手が5回1失点7奪三振の好投｡
嬉しいプロ初勝利を挙げた｡

真下は開幕ローテーションに抜擢されながら､4月に虫垂炎を患って戦線を離脱｡
それだけにこの日は気合が入っていたようで､巨人打線相手に内角を厳しく突く強気な投球を披露｡
独特な緩いカーブも有効だった｡

今季2度目の登板でプロ初勝利を挙げた真下は､
｢入院してチームに迷惑を掛けた｡先発がうれしくて､思い切り投げた｣(サンケイスポーツより)
と初々しくコメント｡
尾花監督は､
｢一つ勝てば自信が付く｡ローテーションに居座るようになってほしい｣(同)
と大きな期待を口にした｡

今の勢いを象徴するような若手の台頭で､最下位を脱出した横浜｡
主将を務める村田も､
｢いい状態で野球ができている｣(スポニチアネックスより)
とチーム状態の良さに納得の表情だ｡

決して下馬評の高くなかったヤクルトと広島が､し烈な首位争いを演じているセ･リーグ｡
3年連続最下位と低迷する横浜も､上位争いに割って入る可能性は十分にありそうだ｡

(2011年5月11日)

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