阪神･城島健司が検査のため緊急渡米! 手術なら今季絶望の可能性も!?

阪神の城島健司捕手が31日､左ヒザと右ヒジの検査のため､来週中にも緊急渡米することを明かした｡
結果次第では手術を受けることも示唆しており､今季中の復帰が絶望となる可能性が出てきている｡

城島は昨年11月に左ヒザ半月板の縫合手術を受けたが､驚異的な回復で開幕戦に出場｡
しかし､攻守に精彩を欠き､6月10日には右ヒジ痛で出場選手登録を抹消｡
7月には左ヒザの状態も思わしくないことを明かしていた｡

抹消後の約2ヶ月間､鳴尾浜で懸命のリハビリを続けてきたが､いまだノースロー状態｡
国内でも複数の医師に意見を求めたが､捕手で左ヒザ半月板の手術を受けた前例がなく､有効な治療法は見つからなかったという｡

そこで城島は､
｢たくさん前例のある(米国の)先生の話を聞かないといけない｣(スポーツ報知より)
と渡米を決意｡
左ヒザについてはコロラド州で､右ヒジについては松坂大輔投手が手術を受けたフランク･ジョーブ博士がいるロサンゼルスの病院で検査する予定だという｡

検査の結果次第では再手術の可能性もあるが､城島は､
｢そう(手術)なったら野球人生がダメになる1人では決められない｣(デイリースポーツより)
とコメント｡
帰国後に球団や監督らと協議し､あらゆる選択肢の中からベストな道を探すことを明かした｡

チームは現在､首位･ヤクルトとゲーム差｢7.5｣の2位｡
大逆転でペナントを制するためには､経験豊富な城島の存在は必要不可欠だ｡
本人も表情に暗さはなく､
｢今年中に復帰する｣(同)
と力強く宣言｡
あくまで早期復帰のための渡米であることを強調した｡

(2011年8月2日)

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