セ・リーグ新人王争いは大混戦! 有力候補をまとめてチェック!
近年稀に見る大混戦となっているセ・リーグ。
9月に入り各チームとも負けられない戦いが続いているが、新人王争いも混戦必至の状況だ。

開幕前から本命として名前の挙がっていた巨人・澤村拓一投手は、ここまで22試合に登板し6勝11敗。
防御率2.32と健闘しているものの、打線の援護に恵まれず大きく負け越している。

沢村と同じ"ハンカチ世代"の一人、広島・福井優也投手は、ここまで20試合に登板し7勝7敗と勝ち星で沢村をリード。
しかし与四球リーグワースト1位、防御率4点台と安定感に欠けているのが現状だ。

一方、社会人出身組では、阪神・榎田大樹投手がセットアッパーとして活躍。
ここまで47試合に登板し、リーグ2位の26ホールドをマークしている。
ただ、連投の疲れからか後半戦は調子を落とし、7月末には2軍落ちを経験。
本人は、
「一回休ませてもらったので、シーズン最後までやれるかなという気持ちはある」(産経ニュースより)
とフル回転を誓っているが、新人王獲得には前半戦の輝きを取り戻せるかが鍵となりそうだ。

また、ここへ来て評価が急上昇しているのが、ヤクルトのドラフト5位ルーキー・久古健太郎投手。
ここまで中継ぎとして45試合に先発し、防御率1.95と安定した投球を披露。
打者の内角を突くマウンド度胸が持ち味で、10日の阪神戦では22試合連続無失点のセ・リーグ新人記録を樹立した。
首位を走るチームに欠かせない存在となっており、チームがこのままリーグ優勝となれば、一気に新人王の最有力候補となりそうだ。

打者では、新人王資格を持つ高卒4年目の巨人・藤村大介内野手がリーグトップの24盗塁をマーク。
広島・丸佳浩外野手もレギュラーを獲得し、8本塁打、45打点と勝負強さを見せている。

ちなみに2008年年以降、セ・リーグの新人王は巨人が独占している。
果たして、巨人がプロ野球史上初となる4年連続での新人王を輩出するのか、それとも他球団が待ったをかけるだろうか。
(2011年9月13日)
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