巨人・原監督、女性問題で1億円支払っていた! 報道の黒幕は清武前球団代表!?
交流戦初優勝を果たした巨人の原辰徳監督が、約24年前の女性問題に関連して、元暴力団員に1億円を支払っていたと『週刊文春』が報じた。
これを受け巨人は20日、都内の球団事務所で緊急会見を開き、報道は名誉毀損であり、損害賠償請求訴訟を起こす意向であることを発表。
原監督は会見に同席しなかったものの、ファン、そして記事の情報源とされる清武英利前球団代表兼GMにメッセージを発信した。

球団によると、2006年8月、プロ野球関係者を名乗る男2人組から原監督に電話があり、
「球界がだめになる大事な話がある」(中日スポーツより)
と告げられたとのこと。
その後、2人組と面会した際、現役時代の1988年に不倫関係にあった女性の日記のコピーを見せられ、
「これが表に出ないようにする。私に任せなさい。ただし金がいる」(同)
となど1億円を要求され、原監督は支払いに応じたという。

当時、原監督は球団や警察に相談していなかったが、WBCで世界一となった直後の2009年4月、2人組とは別の関係者を名乗る男から球団に対し、
「原監督の手元にある日記を返してほしい。そうしなければ騒ぎを大きくする」(同)
と電話があり、3年前の事件が発覚。
この日、会見に出席した桃井球団社長は、
「2006年時点でなぜ球団に相談しなかったのか、なぜそんなお金を払ってしまったのかと厳しく注意しました」(デイリースポーツより)
と話した。

また当時、指揮官の去就について話し合われたことも明かし、
「辞任する必要はないという判断に至った」(同)
と説明。
今回の報道での進退問題についても、
「まったく決断は変わっていない」(同)
と続投を強調した。

原監督は球団を通じてコメントを発表し、
「1988年ごろ、私はある女性と関係を持ちました」(同)
と不倫関係にあったこと認め、1億円の支払いについては、
「ゆすられていると思い、不安を感じた一方、私を助けてくれるのだとも解釈し、要求された現金を渡しました。苦渋の決断でした」(同)
と説明。
そして、
「私個人の不徳の致すところ。ファンの皆様、大変申し訳ありませんでした」(同)
と騒動を謝罪した。

その一方で、会見では「清武さんへ」と題した書面も公表。
球団及び原監督は、昨年11月に解任された前球団代表の清武氏が情報流出に関与していると見ているようで、書面では、
「巨人軍の選手、OB、関係者を傷つける報道が相次いでいます。こんなことがなぜ続くのか。清武さんのほかに、いったいだれがいるのか」(同)
と厳しく指摘。
かつて監督と球団代表という立場でチームの勝利を目指した清武氏に対し、
「巨人軍の一員だったことを誇りとして、これからを歩んでください。まだ間に合います」(同)
と訴えた。

なお、球団側は原監督が1億円を支払った相手は暴力団員などではなかったと説明。
報道に対し、損害賠償請求訴訟を起こす意向であることを明かした。

圧倒的な強さでセ・リーグ勢初の交流戦優勝を果たした巨人。
3年ぶりのリーグ制覇に向けて勢いがついてきた中、前代未聞のスキャンダルはチームにどのような影響を与えるだろうか。
(2012年6月21日)
その他のBASEBALLニュース
林昌勇がヤクルト退団! 日本で移籍先探すも右肘痛がネックか…
中日、ポスト高木は井上打撃コーチ! 立浪氏の名前が挙がらないワケは…
2012ワーストナイン発表! 各ポジションの給料泥棒は誰だ!
オリックス、谷繁獲得に虎視眈々! 中日の危機感のなさが命取りになる!?
侍ジャパン29選手発表! メジャー組ゼロで若手の台頭に期待
ジャンル別一覧
SOCCER / FIGHTING / MOTOR / FIGURE / OTHERS / ALL
最新スポーツニュース一覧
サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau