今年も来た!? ヤンキースに24億円の支払い命令下る!

今年もこの季節がやってきた。
米大リーグの名門チーム・ニューヨークヤンキースにまたまた課徴金、別名“ぜいたく税”の支払い命令だ。

ニューヨークの22日（日本時間で23日）、ヤンキースは来年1月31日までに課徴金2690万ドル（日本円にして約24億2100万円）を大リーグ機構に支払うことが明らかになった。

この課徴金とは2003年から始められた制度で、チームの年俸総額に上限を設けるというもの。
大金を払えるチームが大物選手を獲得し、各チーム間に戦力格差が生まれるのを防ぐことが狙いだ。

しかし現状は、規定額を上回った場合は罰金（課徴金）を支払えば何の問題もなし。
そこにつけ込み、ヤンキースは規定などおかまいなしに6年連続で年俸総額が規定額を上回っている。

もはやぜいたい税はオフシーズンのお決まり行事なのだ。

今年はヤンキースの他にもデトロイトタイガースが球団初となる課徴金で、130万ドル（約1億1700万円）の支払いが命じられている。

不況に苦しみ、ビック3が唸りを上げる同じアメリカでも、
どうやら米大リーグ界には大金が溢れかえっているようだ。

(2008年12月24日)

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