イチローが200安打へあと4本

米大リーグ、マリナーズのイチローは9日（日本時間10日）、敵地でエンゼルスとの3連戦第2戦に「1番･ライト」で先発出場し、5打数1安打で史上初の9年連続200安打まであと4本とした。「8番･キャッチャー」で先発出場の城島健司は8号ソロを含む2安打を放った。

マリナーズは3-6でエンゼルスに敗れ、4連敗となった。

前人未到の9年連続200安打まで残り5本で試合を迎えたイチローは、第1打席は空振り三振も、3回の第2打席で一二塁間を破るライト前ヒットを放ち、今季196安打目をマークした。

第3打席はレフトフライ、第4打席はファーストゴロと凡退し、9回2死三塁の場面で回ってきた第5打席はサードゴロに倒れ、この試合最後の打者となった。

この日は5打数1安打で、200安打まであと4本とした。

また、打率は3割5分7厘となり、この日4打数1安打で3割6分7厘とした首位打者マウアー（ツインズ）とは1分差のまま。

2試合ぶりに先発マスクをかぶった城島は、第1打席でセンターの頭上を越える今季第8号のソロ本塁打を放った。

第2打席はサードゴロ。第3打席では鮮やかなレフト前ヒットを放ち、5試合ぶりのマルチ安打を記録した。

第4打席はファーストファウルフライに倒れ、この日は4打数2安打1打点で打率を2割4分9厘とした。

試合はエンゼルスが初回に1死満塁から押し出し四球と走者一掃のタイムリーで4点を先制。2点差とされて迎えた8回にはリベラに22号2ランが飛び出して、マリナーズを突き放した。

投げては先発のウィーバーが6回1/3を7安打無四球2失点8奪三振の好投で今季15勝目をマーク。

9回無死二、三塁のピンチで登板した守護神フエンテスが自身初となる40セーブ目を挙げた。

(2009年9月11日)

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