プレミアリーグが来季より選手登録に関する規則改正

イングランド･プレミアリーグのピーター･スカダモア会長は15日、2010-11シーズンから、同リーグに所属するクラブが登録する25選手のうち、最低8人の"自国選手"を含めることを義務付けるよう規則の改正が行われることを発表した。

「来シーズンから、イングランド･プレミアリーグに所属するすべてのクラブは、リーグ戦への登録が可能となる25選手のうち、少なくとも8人を21歳以下の自国選手としなければならない」

スカダモア会長は、"自国の選手"の定義については

「21歳に達するまでに最低3年間、イングランドもしくはウェールズにプロチームを持つクラブでプレーした経験のある選手」

と説明している。

さらに同会長は、現在プレミアリーグに所属する20クラブが、今回の改正案に肯定的な姿勢を示していることを強調した。

「選手の持ち腐れはクラブにとっても決して有益なことではない。このルール改正によって、才能ある自国の選手を獲得することが、多くのクラブにとって今まで以上に魅力的なものになるはずだ。われわれは、若手選手への投資がクラブにとってプラスになるばかりか、代表チームの強化にもつながると信じている」

さぁ、この決断はプレミアにとって、そして、イングランドにとってどのような結果をもたらすのか？

(2009年9月22日)

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