フランス大会でのキム・ヨナ圧倒的勝利に「他の選手はマイナーリーグ級」と厳しい声!!
「すべての審判がキム・ヨナを来年のバンクーバー冬季オリンピックの金メダル候補と考えている」このように漏らしたイ・ジヒ大韓スケート競技連盟副会長は、キム・ヨナについて「審判はキム・ヨナをすべてのものを備えた選手だと称賛している」と大絶賛した。
キム・ヨナは18日未明、フランス・パリのベルシー多目的総合体育館で行われた女子シングルのフリーで133.95点をマーク。
前日のSP(76.08点)と合わせて合計210.03点で1位になった。
女子シングル歴代最高点を更新し、グランプリ大会6連覇の快挙を成し遂げた。
2位の浅田真央とは、実に36.04点もの差が開き、圧倒的な差を見せ付ける形となり、3月の世界選手権に続き2大会連続で歴代女子シングル最高点を相次いでマーク。
「キム・ヨナ独走時代」と自らの手で切り開いた。
異例の大差に、米LAタイムズの寄稿でフィリップ・ハーシュ氏は「キム・ヨナは他の選手とは違うリーグにいた」と評価、つまり「キム・ヨナがメジャーリーガーなら、他の選手はマイナーリーグ級」だと位置づけた。
フィギュア専門サイト「アイスネットワーク」のリン・ルドフォルド記者は、
「キム・ヨナのジャンプは高さと飛ぶ距離、エッジ(の正確度)など、すべての面で最高レベルだ。他の選手がジャンプをするのに汲々とする姿であるのに対し、キム・ヨナは軽く跳び上がり簡単に着地する。さらにキム・ヨナは芸術性まで備えている」
とし、「彼女は自分の魅力をどのように表現すべきかよく知っている選手という印象を受ける」と高く評価した。
一方、浅田真央はこれまで武器としていたトリプルアクセルを3回中2回失敗。
とある日本の記者は「日本のほとんどすべてのメディアが大会前からキム・ヨナの圧勝を予想していたが、ここまで差が広がるとは思っていなかった」とし、「日本フィギュア界は当惑している」と深刻な状況を表していた。
今後、この点差が縮まらないようなことがあれば、それこそ日本のフィギュア人気も下火になってしまう恐れは免れない。
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