笑い飯が見せた｢サンタウルス｣｢小銭の神様｣が続々出没中!

『M-1グランプリ』9年連続決勝進出という大記録を打ち立てた上で､最後の最後で優勝を飾った笑い飯｡
毎年優勝候補と目されるもあと一歩のところで敗れ去ってきた彼ら｡

ラストイヤーとなった今大会も､大会終了後の優勝記者会見では
｢スリムクラブが怖くて怖くて･･･｣
と突如として出現した脅威である彼らの勢いに恐怖心を感じていたと明かした｡
優勝が決まった瞬間は渾身のガッツポーズと｢ヨッシャー!!｣と叫んでいた場面がその心境を物語っている｡

笑い飯といえば､多くの視聴者の記憶に残っているのは2009年大会で披露した｢鳥人｣ネタ｡
おそらく彼らも2010年こそ優勝したいという想いが人一倍強かったのだろうか､決勝･最終決戦の2本のネタは共に｢鳥人｣の延長とも言える内容だった｡

多少のパターン化は否めないとはいえ､決勝で披露した｢サンタウルス｣ネタは9組中トップタイの668点(｢鳥人｣ネタと同点)を記録｡
"サンタウルス"とは､笑い飯いわく上半身はサンタクロース･下半身はトナカイというキャラクターである｡
笑い飯がネタを披露している真っ最中から､ネット上でその画像が複数アップされる事態が起きていた｡

あくまでも空想の生き物であり実物は存在しないため正確な絵を描くことは誰にもできないが､イメージを膨らませて｢サンタウルス｣らしき生物を忠実に再現した職人気質な画像が話題となり､既に大絶賛を浴びている｡

なにしろ絵の凝り具合から考えて､ほんの数分で描けるとは思えない傑作ばかり｡
可能性があるとすれば､笑い飯は予選から｢サンタウルス｣ネタを使っていたため､予選の観戦した一般人から情報が伝わり事前に用意していたと考えられる｡

その後､最終決戦で見せた｢小銭の神様｣も､放送直後から｢サンタウルス｣の画像をアップしたのと同一人物が職人技でえびす様をモチーフにした絵を公開｡
｢サンタウルス｣ほどの反響はないが､こちらも新たな空想の生き物として脚光を浴びている｡

漫才師としての実力もさることながら､ネタに対して視聴者から上記のようなリアクションが起こるのは後にも先にも笑い飯のみ｡
2011年には神社には"小銭の神様"が､クリスマスシーズンには"サンタウルス"が街中に姿を現すかもしれない｡

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