日常でも使える､千原ジュニア直伝のウケるトークテクニック公開!

日常でも使える､千原ジュニア直伝の"ウケる"トークテクニック公開!

"トークの天才"･･･喋りを本業とするお笑い芸人なら誰もが憧れる称号をほしいままにする男･千原ジュニア｡
ラジオ含め2011年2月現在10本ものレギュラー番組を抱え､言わずもがな彼を慕う後輩芸人は数知らず｡

千原ジュニアに並ぶまではいかずとも､瞬発能力に長け常に"すべらない"トーク能力は視聴者でも手に入れたいもの｡
彼が現在の地位を得るには当然長年の努力と才能があったからこそだが､テクニックにおいて一般人でも参考に出来る点も多い｡

そこで学んでおきたいのが､1月29日放送の日本テレビ系『嵐にしやがれ』で紹介した｢一人しゃべりの極意｣だ｡
同日は千原ジュニアがゲストで出演し､嵐メンバーにトーク技術を向上させる為の三箇条を伝授した｡

まず一つ目は｢トークの基礎｣｡
ここでは､"名前を最後に言う話し方""ツッコミから逆算して考える話し方""30秒ぴったりで話す話し方"の三項目についてお手本を披露｡

名前を最後に言う話し方は文字通り､誰に関するエピソードなのかを最後に言うことで､変哲もない話でも相手の興味をそそる事が出来るという技｡三つの項目の中で最も実践的で､名前は人名に限らず物の名前でも当て嵌まり､今すぐにでも使えるテクニックである｡

ツッコミから逆算して考える話し方は､話の終着点を先に決め､そこに辿り着くように話を進めるもの｡
日常生活で使う機会はおそらく少ない｡芸人同士でトークスキルを磨く時に行う項目だろう｡

30秒ぴったりで話す話し方は､話の要点をしっかり伝えた上で時間制限内にエピソードを完結させるテクニック｡
"ツッコミから－"同様どちらかと言えば芸人向けのテクニックだが､一般視聴者もプレゼンテーションをする際に役立つかもしれない｡

二箇条目は｢昨日見たテレビの話｣をするテクニック｡
自分が前日見たテレビ番組の話を､見ていない人が全く同じ情景を描けるように話すことがポイントとなる｡
番組内容の説明から面白かったシーン･感動した場面を端的に分かりやすく伝えられれば､自然とトークスキルの向上が図れる｡

三箇条目は｢居酒屋で話す｣こと｡
お酒を飲みながら仲間内でワイワイ話すことで経験を積むのだ｡10代の方なら､ファミレスで飲み物を飲みながらやるといいだろう｡

千原ジュニアは､普段芸人同士で実践しているゲームも紹介｡
喜怒哀楽のいずれか一文字が書かれた割り箸と､1～10いずれかの数字が書かれた割り箸をそれぞれ用意して､各一本ずつ割り箸を引く｡
例えば､"喜"と"2"を引き当てたら､ちょっと嬉しかった話をその場を語り出すルールだ｡

頭の回転は勿論､豊富にエピソードを蓄積しておかなければならず､慣れないうちは中々瞬時に話し始めることは難しいと思われる｡

千原ジュニアは以前雑誌のインタビューでこう語っていた｡
｢後輩とメシの場がすべらない話の道場でテレビが試合会場です｣

彼曰く､テレビで初めて喋るエピソードは皆無に等しく､芸人仲間との"道場"で揉まれた後番組でその話を使う場合が殆どだそう｡
"トークの天才"といえども､視聴者の見えない所ではいわば"トレーニング"を怠っていない｡

一般視聴者の方々も､すべらない話をしなければならない場面に遭遇する前に身近な友人と"道場"を開いて事前トレーニングをすることが､いざという時にウケが取れる最も重要なポイントである｡

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