もう中学生の謎めいた私生活がベールを脱ぐ! アノ芸風の根源は!?

段ボールに描いた自作画を用いたネタで知られるピン芸人･もう中学生｡
一度聞いたら忘れることはない特徴的なハイトーンボイス､トーク番組でも常に落ち着きがなく天然っぷりも目立つ彼の私生活は､未だ謎に包まれた部分も多い｡
上記のような個性を持つ所以､聞く側にしっかり情報が入って行きにくいとも言える｡

8月21日に放送された日本テレビ系『おしゃれイズム』の｢芸能界親子スペシャル｣企画にもう中学生は父親と揃ってゲスト出演｡観客席には母親の姿も見受けられた｡

もう中学生の父親はとてもおっとりした､いかにも優しそうな方で息子が出演する番組を見ては｢楽しい｡笑顔に惹きこまれる｡｣と絶賛｡
彼の地元で単独ライブを開催する時は必ず父親が駆けつけてくれ､｢今日もね､ノリちゃん(もう中学生の本名は丸田典幸)が一番面白かったよ～｣と褒めてくれるという｡
天然でマイペースといった内面的な部分は､だいぶ父親から譲り受けたと思われる｡

一方､母親とは収録本番が始まる前まで喧嘩していたと明かし､｢(楽屋にある)お弁当を何時に食べるか｣とか｢楽屋でどの席に座るか｣といった些細な事で揉めていた｡
自分を常に優しく受け入れてくれる父親に対し､母親には多少強気で当たることも多いようだ｡

さらに彼のプライベートに密着すると､数々の理解しがたい行動が明るみに｡
毎朝､眠気まなこの状態でお笑い芸人のDVDを鑑賞するのが日課なのだ｡
殆ど目も空いておらずネタが頭に入ってくるのか定かではないが､カメラを回した日も『ガキの使いやあらへんで!』のスタジオトーク部分を鑑賞していた｡

以前『浜ちゃんが!』に出演した時､もう中学生はタイムセールス品で食費を節約してまでダウンタウンのグッズやDVDを買い漁るほどダウンタウンを尊敬すると明かし､GEISHA GIRLSといった知る人ぞ知るダウンタウン関連CDも所有するほど｡
ダウンタウンのDVDを擦り切れるまで見て､トーク術を学びたいとでも思っているのだろうか｡

彼は一軒家を賃貸しており､目が覚めるとキッチン兼アトリエに向かい､"朝の一枚"を毎日欠かさず描いている｡
ちなみにこの日は､｢湿気取りの夢を見た｣ということで湿気取りの絵を描いた｡

今までネタ用に描いた段ボール画は120枚ほど｡部屋を丸々二つ倉庫に用いて全て保存しており､その他小物も100点ほど保管している｡
料理は殆ど出来ず､唯一自分で作れる料理は｢シソ味噌｣､朝食は電子レンジで高温に温めたトーストをそのまま食す｡

父親はたまにもう中学生へネタのアイデアを送ってあげている｡
｢"クジラ"と"9時だ"｣などダジャレじみたものばかりだというが､そういったセンスも父親譲りか｡
もう中学生の芸風は､家庭環境が如実に反映された賜物､というべきだろう｡

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