乳がんを早期に発見するセルフチェック術と発症予防法を大公開!
女性の16人に1人が乳がんを患っていると言われる現代日本。にも関わらず、日本人の乳がん検診受診率は20%余りと、諸外国よりも圧倒的に低い。乳がんは患者のうちおよそ20%が死亡する危険な病気だ。早期発見が生命を左右する。

2月29日に放送されたフジテレビ系『ベストハウス123』では、専門家をスタジオに招いて乳がん予防と日常生活において乳がんを発見するためのセルフチェック術を紹介した。「自分は大丈夫・・・」なんて根拠無き安心感を抱いている人も、ぜひ実践してみて欲しい。

がん発症の危険が高まる原因は以下の2つ。
▼母親・姉妹・娘に乳がんの人が1人いる女性は乳がんになるリスクが約2倍、2人以上いる女性は乳がんになるリスクが5〜10倍 ※個人差はある
▼日本人の食生活の変化が影している。脂肪食が増え、初潮が早くなる一方結婚年齢が遅くなり初産も遅くなっているので、授乳が少ない。アルコールはビール(ジョッキ)2杯以上、日本酒2合以上を定期的に飲んでいると乳がん発症の危険性が高まる。

⇒定期的に週に3回以上運動する人は乳がん患者が少ない
死亡率を下げるにはマンモグラフィ検診が大事

ただし、検診が大事とは分かっていても、中々時間的に通院が厳しい人もいるはず。そういう時は、自宅で出来るセルフチェック術を使って、自分の力で乳がんをいち早く発見しよう。

1、指の腹で、もう片方ので握り拳を作った時にできる付け根の軟骨を触った時の硬さがしこりの感触である。触ってわかる大きさは1cm〜1.5cm。
2、触りたい胸側の手を上げ頭の後ろにあげ、外から内へ肋骨に沿ってしっかりと押す痛いぐらい押さないとわからない。次に下から上に向かって縦に触ると発見しやすい。

早期発見は生命の安全性が高いのでできるだけ早い方が良い。また、しこりがあるからといって全部乳がんとは言えないので必ず医療機関で確認することが大事だ。
大きながん細胞が見つかってからでは取り返しが付かない事態になりかねない乳がん。身近な病気だけに日頃から注意を払っておくことが何よりも肝要である。
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