AKB48宮澤佐江が公演の評判が悪い後輩メンバー達を指摘!
AKB48のチームKメンバー・宮澤佐江が後輩にあたるチーム4について苦言を呈した、と話題になっている。月刊誌『BUBKA』にて宮澤佐江は、「チーム4の公演が見てみたい」と発言。その真意を問われると、
「すごく気になるんですよ。だから一回観に行こうと思って。 (チーム)4って、ひとりひとりのライバル意識は強いと思うんですよね。研究生上がりの子はライバル意識がメチャクチャ強いだろうから、その気持ちは私たちにはわからない。
だったら違うところで頑張ろうっていう気持ちはないのかなって思っちゃう。 私たちはそうやってきたから。
じゃあステージ上でめっちゃいいパフォーマンスを見せてやろうっていう気持ちにたどりつけてないのが4だと思うので、それに早く気づいてくれればいいんですけどね。」
と話している。
チーム4が活動を開始したのは2011年10月から。ドラマ『マジすか学園3』主演が決まった島崎遥香や、永尾まりや・入山杏奈・山内鈴蘭・市川美織、そして12期生の田野優花・岩田華怜・高橋朱里といった次代を担う若手メンバーを中心に結成されたチームだ。
第4回AKB48選抜総選挙で1位に輝いた大島優子は満24歳、最年長の篠田麻里子は満27歳、宮澤佐江自身も満22歳となり、主力メンバーの"高齢化"は年々進行している。それだけに、若手のホープが集うチーム4には、先輩達も期待を寄せる。
根本的な価値観のギャップもある。高橋みなみは以前、自分たち(主に1〜3期生)はAKB48を通じて芸能界で夢を叶えることを目標に加入したが、若い世代(特に9期以降)はAKB48に入ること自体が夢になっている、という主旨の発言をしていた。そのせいか、今一つ野心が感じられない様子。宮澤佐江も同上のインタビューにて、
「秋元先生も『芸能界はもっと広いし、これはAKBの中だけの話だ。一歩外出た時にもっといろんな試練が待ってるんだ』ってよく言いますから。それはたしかにそうだなと思うし。『AKBに入ってからどうするとか決まってるの?』って思っちゃうので。」
と、もっと高い志を持つべきだと述べた。
恵まれた環境で仕事をさせてもらっていながら現状にくすぶっている後輩に対しては、篠田麻里子も選抜総選挙のスピーチで、
「『後輩に席を譲れ』と言う方もいるかもしれません。でも、私は席を譲らないと上に上がれないメンバーはAKBでは勝てないと思います。(中略)悔しい力をどんどん先輩、私たちにぶつけてきてください。潰すつもりで来てください。私は何時でも待っています。そんな心強い後輩が出てきたならば、私は笑顔で卒業したいと思っています。」
と敢えて闘争心を煽るような内容を語った。
宮澤佐江が雑誌で話した事は、彼女に限らず今現在AKB48の主力または"神7"と呼ばれる面々ほぼ皆が思っているに違いない。
各チーム毎に劇場公演を行う中で、チーム4の公演は評判がよろしくない。実際、『BUBKA』のインタビューでも記者側が「4の公演は評判が決して芳しくないですけど」と批判の声も多いことを前提にして話を進めていた。宮澤佐江もそれについて否定はしていない。
9期研究生が加入した時期は既に日本テレビ系『AKBINGO!』、テレビ東京系『週刊AKB』がスタートしており、比較的早い段階からテレビ出演できる環境も整っていた。それが当たり前と思っていては、野心が芽生えないのも当然だ。
2013年の選抜総選挙までに何人の若手メンバーが先輩を潰しにかかろうと本気になるか。ファンも古参メンバーもきっとその時を待ち望んでいる。
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