モデル･栗原類が｢笑っていいとも!｣でKY発言連発! 早くも飽きられる?
『MEN'S NON-NO』等の男性ファッション誌でモデルを務める栗原類が､すっかりフジテレビ系『笑っていいとも!』水曜準レギュラーに定着した｡｢客席ガチアンケート 答えどこまで出せるかな?｣のコーナーが始まると必ずゲストとしてスタジオに登場する｡初登場は7月18日なので､まだ直近の出来事｡当時既にブレイクの兆しがあり､いち早く彼のスケジュールを確保したのであろう｡｢客席ガチアンケート 答えどこまで出せるかな?｣は､毎週お題にそって観客にアンケートを取り､1人以上回答したであろう答えを予想するゲーム｡誰も答えていないものを言ってしまうとアウトとなり､いずれかのチームが3回アウトを積み重ねると負けになる｡そのゲームにて､栗原類は高確率でアウトを出す｡しかも誰も理解出来ないような回答を言うことすらあるのだ｡
｢サッカー選手｣のお題では､ブラジルW杯出場権を懸けて戦っている現日本代表選手の名前が多く挙がる中､彼の口から出てきたのは"桜井直人"という選手｡本人も記憶は曖昧で｢60年代にいたような･･･｣とうろ覚え｡実際は1990年代から2000年代にかけて､浦和レッズやヴェルディ川崎で活躍した選手なのだが､殆どが20〜30代女性の観客がピンと来るわけもなく､タカアンドトシも｢誰だよ!｣と突っ込んだ｡
さらに次の順番が回ってくると､栗原類は"ジーコ"と回答｡確かに元日本代表監督であり超有名人ではあるが､これまた該当者は0人｡3アウトのうち､栗原類が2アウトも取ってしまった｡
ロンドン五輪が閉幕した数日後に放送された回は｢日本人五輪メダリスト｣のお題を出題｡内村航平などメダルを獲得した選手が上位にランクインしていた｡栗原類は一巡目で"古川高晴"と回答｡会場中がポカーンとする中､彼はロンドン五輪アーチェリー銀メダリストだと説明｡それは事実なのだが､やはりメディアで取り上げられた選手の名前を書くのが一般人の心理｡大方の予想通り､結果は0人｡
二巡目では反省したのか(?)､"鈴木大地"と一応日本中が知る選手の名前を出した｡と言っても､金メダルを取ったソウル五輪は24年前の話｡またもアウトかと思いきや､1人だけ該当者がおりファインプレーとなった｡
その翌週､｢名教師になりそうなタレント｣というお題で､栗原類は"元タレントで千葉県知事の森田健作の名前を出した｡｢学園ドラマで教師役をやったので｣と理由を言うものの会場は唖然｡｢なんで･･･｣と空気感に困惑する彼に対し､トシは｢毎回一人でアウトになって､類くんのゲームじゃないんだからね!｣と的確な指摘を入れた｡
栗原類の､どこか渋く古い人物を答える習性は以降も続いていき､｢鈴木(を含む有名人)｣のお題では映画監督の鈴木清順､そして俳優･演出家･脚本家の松尾スズキという､長きに渡り芸能界にいる者ではないとピンとこない人物を答えた｡さすがに一巡目で鈴木清順と言ったときは､客席から｢えー!?｣とダメ出しの声も｡この日も1人で2アウトを稼いでしまい､チームは敗北｡彼がいるせいでタカアンドトシ&栗原類チームは毎週負け続けている｡
1人いるかいないか瀬戸際を攻める姿勢は面白いと言えば面白いが､せめて観客も全員知っていそうな知名度がある人でないと､若干シラケてしまう｡ネガティブキャラで十分魅力があるのだから､それ以上にキャラ付けをする必要は今のところ無い｡
一応クイズに勝ったチームの側に座っている観客に粗品が贈られるので､観客からしてみれば､毎回毎回よく分からない答えでアウトし続けられては気分も良くないだろう｡
本人はいたって真面目にクイズに挑んでいるとしても､純粋に正解を出していった方が､少なくとも『笑っていいとも!』では得策だ｡
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