川越シェフ､年収発言や｢水800円当たり前｣｢食べログくだらない｣発言を謝罪!

東京･代官山にレストラン｢TATSUYA KAWAGOE｣を構えるイタリアンシェフ･川越達也の発言が物議を醸している｡

川越達也はウェブサイト『サイゾー』のインタビューにて､
｢食べ歩いて人の店に文句を言う人とかいるじゃないですか? 本当に･･･いなくなってほしい(笑)｣
｢(食べログのような評価サイトは)くだらないです｣
｢年収300万円､400万円の人が高級店に行って批判を書き込むこともある｣
｢僕の店も『水だけで800円も取られた』と非難されることがある｡でも､当たり前だよ! いい水出してるんだもん｡1000円や1500円取るお店だってありますよ｡そういうお店に行ったことがないから『800円取られた』という感覚になるんですよ｡｣
などとコメント｡

食べログの｢TATSUYA KAWAGOE｣ページの口コミには､会計の時レシートを見たら"水:800円"と打ち込まれてビックリしたという内容が書かれていた｡注文していないのに､勝手に水をコップに入れられ､料金を徴収されたのだ｡一般的なレストランなら水は無料の店が圧倒的に多い｡水の代金云々より､メニューのどこにも有料だと書いていなかった事に腹を立てた様子｡
ネット上でこの話題が広まり､同じ業界人など川越達也の意見に賛同する声もあるが､ネットユーザーから批判の声が噴出している｡

川越達也は6月17日に放送されたフジテレビ系『とくダネ!』で一連の騒動についてコメントを発した｡庶民を下に見て非難したような発言内容には､
｢本当に申し訳ない気持ちでいっぱい｡僕の言葉足らずなんですけども､自分の中の一般的なお客様の層を表現した言葉があの形になったんです｡数字で表現したことは本当に誤解を招いてしまった｡｣
と謝罪｡
｢毎日高級店を食べ歩いている方もいますが､年に数回､お誕生日とか記念日とか大切な日にお食事に来てくださるお客様が一般的で大多数であると僕は言いたかったんです｡｣
と真意を説明した｡

また､水で800円取るという値段設定に関しては､
｢正式に値段を表記するのが一般的だと思います｡ただ､ゲストの方､ホストの方が､スマートにお食事してスマートにお帰り頂く為に､暗黙のルールがあるんですね｡｣
と､あくまで否定はせず､代官山の立地も考え､オシャレな水を出した方が楽しく食事してもらえると以前から考えていたそう｡

食べログに代表されるグルメ口コミサイトを批判した点も､
｢テンションを上げて喋っていて､あとで活字になったのを見たら､『あーやり過ぎてしまったな』と反省してます｡お客様が一期一会だということも分かってます｡でも､断片的な部分を見てその店が悪とされるとのは､非常に残念です｡お口に合わない料理が出てきたり､お会計で気になる所があれば､その瞬間に言っていただければいくらでも対応しますので｡｣
と反省の言葉は並べるものの､どこか不満が残っている感は否めない｡

"慣れない奴は高級店に来るな"心のどこかでそんな風に思っていると受け取れた川越達也の謝罪VTR｡お店の方針を変えるつもりは全く無さそうである｡

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