駒野友一がまたしてもPK失敗!! それでもサポーター大歓声のワケとは!?

リーグ11位に終わった昨シーズンからの巻き返しを図るJ1･ジュビロ磐田が23日､ファン感謝イベント『2011 ジュビロデー～1･2･3ダァー』を開催｡
様々な催し物でサポーターとの交流を深めた｡

坂本龍馬に変装しファンと交流した那須大亮主将は､
｢僕らの方が楽しませてもらった｡あらためて身が引き締まる思いです｣(ニッカンスポーツより)
とコメント｡
サポーターの笑顔に力をもらったようだ｡

そんな大盛り上がりのイベントで最後を飾ったのが､DF駒野友一とサポーターによる"PK対決"｡
駒野といえば､昨年のW杯南アフリカ大会･パラグアイ戦でPKを失敗｡
敗戦後､選手に抱きかかえられながら涙を流すその姿は日本中に感動を与えた｡

今回のイベント開催にあたり､関係者から企画を説明された駒野はサポーターが喜んでくれるならと了承｡
テレビゲームとはいえ､W杯以来のキッカーを務めることになった｡

緊張もあったのか､右足ではなくコントローラーを握る右手から放たれたシュートは何度かクロスバーを直撃｡
パラグアイ戦と同じ光景に､集まった約3000人のサポーターからは大歓声が上がった｡

しかし､GKを務めた川口能活がゲームでもスーパーセーブを連発し､駒野チームがなんとか勝利｡
パラグアイ戦のリベンジを果たした駒野の顔には笑顔が浮かんだ｡

現在､昨年10月の日韓戦で負った右上腕部骨折からの復活を目指している駒野｡
アジア杯を戦う日本代表には刺激を受けているようで､
｢僕が出ていた07年もそうだが､相手が日本対策してくるので､厳しい戦いをしているなと思いました｡でも､やっぱり試合を見ると早くサッカーがしたくなりますね｣(スポニチアネックスより)
とピッチへの思いを強くしている｡

今季の目標はクラブでの上位進出と､代表復帰｡
パラグアイ戦の悪夢を振り払った駒野は､着実に復帰への階段を上っている｡

(2011年1月25日)

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