｢世界一受けたい授業｣でOA､干しりんごホットケーキ他ドライフードレシピを一挙紹介

2004年10月30日から放送を開始した､教育バラエティ番組『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)｡
各界の著名人を講師に招き､世の中の仕組みやその人の考え方などをわかりやすく講義してもらうといった内容の1時間番組だ｡

そんな同番組の12月4日の放送回では､2時限目に｢家庭科｣の家森幸男先生が登場｡
｢干すだけで栄養がグングンUP!? 家庭で作れる驚きのドライフードマジック｣の講義が行われた｡

まず､干し野菜を作る方法について解説｡

■干し野菜の作り方
1､野菜の皮を残したまま薄くスライス｡

2｡水分が多いときは水切りをして､ザルなどの上に乗せ､日当りと風通しのいい場所に置く｡

3､3時間程で裏返し､半日から1日でセミドライになって出来上がり｡

そうして出来上がった､干し野菜とドライフルーツ｡
今回は番組で紹介された､それらを使ったレシピを一挙紹介しよう｡

■干し野菜レシピ

◆焼き大根
【材料】
干し大根 1/2
オリーブオイル適量
-ゆずこしょうドレッシング-
オリーブオイル小さじ2
ゆずこしょう小さじ1
レモン汁小さじ1
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【レシピ】
1､フライパンにオリーブオイルをひく｡

2､皮つきの干し大根(セミドライ状態のもの)を焦げ目がつくくらい焼く｡
※生の大根だと焦げ目がつかないが､干す事により焦げ目がつきやすくなり､香ばしくなる!

3､ゆずこしょうドレッシングをかけて出来上がり!

◆干しニンジンと干しレンコンのきんぴら
【材料】
干しニンジン 8枚
干しレンコン 4枚
ごま油大さじ1
醤油大さじ1/2
みりん大さじ1/2
七味適量

【レシピ】
干しレンコン､干しニンジンをごま油で炒め､調味料を加えて汁気がほとんどなくなるまで炒め合わせたら出来上がり!

◆干し野菜のサラダ
【材料】
干しナス
干し玉ねぎ
干しトマト
パセリ
-ドレシング---
オリーブオイル大さじ3
ワインビネガー大さじ1
塩小さじ1
こしょう小さじ1
つぶマスタード小さじ1
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【レシピ】
1､干しナス･干し玉ねぎ･干しトマトを食べやすい大きさに切る｡

2､野菜をお皿に盛り､ドレッシングをかけ､パセリを散らしたら完成｡

■ドライフルーツレシピ

◆干しりんごホットケーキ
【材料】
干しりんご上:輪切り2～3､中身:りんご1/2～1
ホットケーキミックス 1袋
牛乳 100cc
卵 1コ

【レシピ】
1､干しりんごは､輪切りにしたものと､細かくきざんだものを用意する｡

2､ボウルにホットケーキミックス､牛乳､卵､細かくきざんだ干しりんごを入れてよく混ぜ合わせる｡

3､ホットプレートに輪切りにした干しりんごをおく｡

4､その上から生地を流しいれて焼く｡

5､焼けたら裏返して､軽く焦げ目がつくまで焼いたら出来上がり
!
⇒Point
･生地に､マヨネーズを混ぜるとフカフカに仕上がる｡
･一度熱したフライパンをぬれ布巾などの上に"1秒くらい"おいて､粗熱を取ってから生地を流しいれることでより一層フカフカに仕上がる｡

今回のレシピ以外にも､干すと栄養価がバツグンに上がるものがあるという｡

まず一つ目は､シイタケ｡
干しシイタケは､干し野菜の中でも特に有名だが､天日で干すことで､シイタケに含まれるエルゴステリンがビタミンDに変化して､旨みと栄養が増すという｡
また､水で戻してもビタミンDは残ったままというから驚きだ｡

次に紹介されたのは､バナナ｡
2日程､干すことで美味しいドライバナナが完成するそうだが､成分が全部濃縮され､特にβカロテンの量が､干す前に比べて約15倍になるという｡
そして､このβカロテンは体内でビタミンAに変換されて老化を防ぐ働きをするため､肌荒れや乾燥肌の改善､予防に役立つそうだ｡

たった"干す"という一手間をかけるだけで､飛躍的な効果が現れるドライフード｡
一度やってみる価値はあるのかもしれない!?

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