AKB48大家志津香、「さんま御殿」大抜擢も惨敗! 母親の"バーター"扱いに!
先日開票が行われた「AKB48第3回選抜総選挙」は、前田敦子のリベンジや柏木由紀の大躍進にメディアの関心が集まったが、順位変動が激しかったのはむしろアンダーガールズの方だろう。前年度圏外から今年TOP40に食い込んだメンバーは全員で9名。
彼女たちを上位に押し上げた要因として挙げられる物のうち、特に影響力が大きかった一つが、テレビ東京系『週刊AKB』。
「抜き打ちテスト」企画でキャラが開花したSKE48・秦佐和子、同じくテストで総合得点2位に輝いた現役音大生・松井咲子、そして密着企画が組まれたAKB48チームA・大家志津香が代表例だ。
特に大家志津香は昨年11月に放送された特集「大家志津香の苦悩」が一筋の光を照らし、彼女のアイドル人生を変えたと言って良い。
その努力が認められたのか、5月31日に日本テレビ系『踊る!さんま御殿』の「芸能人家族 大暴露SP」に大家志津香が母親同伴で出演を果たした。
過去同番組に出演したAKB48メンバーは、大島優子・ノースリーブス・秋元才加&宮澤佐江・北原里英&指原莉乃といった選抜メンバー揃い。
OA日はまだ「AKB48第3回選抜総選挙」前。つまりTOP40圏外だったメンバーが出演するとなれば途轍もない大抜擢だ。
大家志津香のお母さんはテレビ初出演ではなく、日本テレビ系『スター誕生!』に二度出演した過去がある。
番組内のオーディションでは一回戦で敗れてしまったものの、前段階の書類審査は通過した。
お母さんは郷ひろみと結婚したいとの願望が強く、同じく『さんま御殿』に出演していた石野真子が郷ひろみも在籍するバーニングプロダクション所属が決まったことを凄く悔しがっていたそう。
また、大家志津香を出産する時、事前に男の子だと医者から聞かされていたお母さんは娘だと分かり大変驚き、医者自身も予想外で驚きのあまり赤ん坊だった大家志津香を持ち上げると天井に頭をぶつけてしまった。
彼女が生まれたての頃の写真は頭頂部にガーゼが貼っているという。
大抜擢で"お笑い怪獣が待つ戦場"に乗り込んだ大家志津香であったが、戦場はそう甘くない。
番組終了まで大家親子がメインで話したのは二回のみ。トークは主にお母さん中心で進み、彼女は自ら話を切り出すことは出来なかった。
『踊る!さんま御殿』は放送時間の倍、2時間程度収録を行っており、スタジオでトークした内容の半分は編集でカットとなる。
最もOA上で長時間トークしたFUJIWARA・藤本敏史親子が計3回メインで話を展開したところを見ると、収録時は全組に2〜3回テーマに沿った話が振られていると思われ、大家志津香のトークは殆どカットされてしまった。
番組で視聴者の印象に残るトークがOAされてこそ、出演した価値は付いてくるもの。
過去『踊る!さんま御殿』に出演した他のメンバーも、他の人のトークに上手く割り込んだりツッコんだりと器用にこなせたとは言えなくも、軒並み自分のネタをしっかり話しOAにのっていた。
2011年は『週刊AKB』の影響もあって見事アンダーガールズ入りを果たした大家志津香が来年以降更なる上位を目指すには、バラエティー番組におけるトーク力が一つの課題になったことは間違いない。
ゴールデン帯の番組における単独出演での活躍が、新規ファンを獲得する重要な要素だ。
まずは素人同然ながら雄弁にトークを繰り広げたお母さんを超えるのが目先の目標であろう。
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