3年B組金八先生〜2007
[第7話]
11/22放送

教師を目指している坂本幸作(佐野泰臣)が、母校の桜中学で教育実習を始めることになった。
坂本金八(武田鉄矢)の息子ということもあり、生徒たちはみな幸作に興味津々。いろいろな事を質問して、幸作を困らせる。

と、漆田駿(坂井太陽)が赤ん坊を背負って登校し、3年B組は大騒ぎになる。実は父親の錦次(渡辺正行)が大衆演劇一座の座長を務めており、一座が地方巡業に出てしまったため、仕方なく面倒を見ていた座員の子供を学校に連れてきたのだった。金八は、その場を収めるため、職員室で赤ん坊を預ることにし、駿が芝居一座の息子であることはくれぐれも内密にと教師たちに念を押す。

その駿は、錦次から女形をやるよう、言われていた。しかし、駿には夢があった。高校へ行って音楽をするのだ。いつも路上ライブをひっそりとしている。そこに茅ヶ崎紋土(カミュー・ケイド)がやってきて、ダンスを披露し、客を集めた。駿はそんな紋土の姿を見て、驚くばかり。

家に帰ると、アメリカにいる軍人の父親から、「会いたい」という内容の手紙が届いたのだ。これからイラクにいくため、一生会えなくなるかもしれないからだ。しかし、紋土は自分と母親を残してアメリカに戻ってしまった父親に対し、複雑な思いを抱いていた。

翌日、幸作が3年B組に授業に行き、金八はすばらしい父親だと自慢をする。すると紋土は「気分が悪くなった」と言い、教室を出る際、「お父さんが好きなんてありえないよ」と言い捨てていく。

と、錦次が学校にやってきて、「駿を一座の跡継ぎにしたい」と金八に打ち明け、「高校へ進学して音楽をやりたい」という駿を説得して欲しいと懇願する。 金八は、「駿が納得できる結論を出すことが重要だ」と、錦次を諭す。
その夜、ぎっくり腰を演じた錦次は、駿に女形をやらせる。駿は3年もやってないのだからと犯行するが、結局、舞台に立つ。
その帰り、音楽プロデューサーという人物を捕まえ、歌を聞いてもらうが、駿は「音楽の才能はない」と一蹴されてしまう。
そして、錦次のギックリ腰が演技だとしった駿は、「そんな仕事、クソじゃねえか! アンタのせいでおれはいじめられ、母さんは出て行った。全部アンタのせいだ!」と父親をののしる。

翌朝、金八が公衆トイレに駆け込むと、錦次がトイレ掃除をしていた。一座の経営が苦しいため、巡業がないときは働いているのだという。そして、駿に男が化粧して踊るなんてバケモンだ、女形なんか役にも立たないといわれたと金八に打ち明ける。金八は「それは彼が成長している証拠ですよ」という。

駿が登校すると、黒板に女形をからかうようなことが描かれていた。駿は思わず、廣野智春(菅野隼人)を殴ってしまう。金八は智春に謝るように言うが、駿は「悪いのは自分の父親だ。アイツがクソみたいな仕事してるから!」と言って、出て行ってしまう。

金八は授業の残り時間で、駅のトイレ掃除をしていた駅員さんの詩を生徒たちに読ませる。金八が駿を指名すると「読みたくねえ」と言ったが、金八は「立って読みなさい!」と一喝する。駿は泣きながら、その詩を読んだ。金八は、世の中にはやりたくない仕事がたくさんあるけれど、それを誰かがやってくれているのだと話す。さらに、自分だけがいい気持ちで、自分を表現したいと思っている人は、案外、感謝されないのではないか、誰もやりたがらない仕事を黙ってやる人こそ、個性が輝いていると思うと言い、駿に「君のお父さんは立派な芸能人だと思う」と告げる。が、駿は「じゃあ、やってみろ」と金八を挑発し、金八は女形をやることになった。

幕があがり、金八が現れる。踊った金八はギックリ腰になり、錦次に代打をお願いする。すると、駿は「ぼくがやる!」と名乗りでて、美しく女形を舞ったのだった。
その日、駿は金八へのノートに「踊っているときは、充実した感じだった」と記した。
12/20 第11話


12/13 第10話


12/06 第9話


11/29 第8話


11/22 第7話


11/15 第6話


11/08 第5話


11/01 第4話


10/25 第3話


10/18 第2話


10/11 第1話

キャスト
本田知美 / 高畑淳子(たかはたあつこ)
坂本金八(さかもときんぱち) / 武田鉄矢(たけだてつや)
東京都足立区立桜中学の3年B組担任。国語・・・
坂本乙女 / 星野真里(ほしのまり)
北尚明 / 金田明夫(かねだあきお)

3年B組金八先生〜2007特集ページ
ドラマコーナー
ドラマ一覧

サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]

JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau